海よりもまだ深く感想・セリフとか適当だけどネタバレ注意って書いちゃうよ!パート②

海よりもまだ深く感想・セリフとか適当だけどネタバレ注意って書いちゃうよ!パート②


前回の続きです。




「しんご君たまには会ってんの?」


さり気なく、ずっと聞きたかったであろうフレーズを口にする母親。


「あぁ、野球をね…始めたんだって。それでグローブを。あれしてやろうかと思ってね…。」


阿部寛の息子の話だろうか。どこかばつが悪そうに話す様子に違和感を感じる)


「きょうこさん元気?」


一瞬親子の顔が曇る。


「あ~仕事忙しいみたいだし」


「女が仕事持つとね~」


(言葉を濁した年老いた母親の…いや、姑のトゲのあるセリフ。同じ出来事でも立場が違えばそれぞれの言い分があるのだろうと察しがつく。嫁には嫁の言い分が。息子には息子の言い分が。姑には姑の言い分が。)



喫茶店で、なにやら人様の夫婦事情に関わる(阿部寛)。


「どこで狂ったんやろあたしの人生」



脇役だろう女のセリフがとても重要なセリフに感じた。



人の弱みに付け込み晴れてはした金を手にした(阿部寛はその足で競馬場に行く。


ダメな人間はダメなループからなかなか抜け出せないのだろう。


競馬に負け、職場に戻った主人公は、まるで真実のように嘘の真実を語る。

その話を真に受けて「時代に感謝しゃなくちゃな。小さい時代に。」と言いながら汚れた口をナプキンでふく上司(リリーフランキー)にも、人知れず抱える深い闇がありそうだ。



独身中年男性の見本のような家に帰宅したあと、小説家を目指す彼(阿部寛がおもむろに書いたポストイットには「どこで狂ったんやろあたしの人生」と書かれていた。

海よりもまだ深く感想・セリフとか適当だけどネタバレ注意って書いちゃうよ!パート②


「しんご君たまには会ってんの?」


さり気なく、ずっと聞きたかったであろうフレーズ。


「あぁ、野球をね…始めたんだって。それでグローブを。あれしてやろうかと思ってね…。」


(息子の話だろうか?どこかばつが悪そうに話す様子に違和感を感じる)


「きょうこさん元気?」


一瞬親子の顔が曇る。


「あ~仕事忙しいみたいだし」


「女が仕事持つとね~」


(言葉を濁した年老いた母親の…いや、姑のトゲのあるセリフだな。同じ出来事でも立場が違えばそれぞれの言い分があるのだろうと察しがつく)



喫茶店で、なにやら人様の夫婦事情に関わる(阿部寛)。


「どこで狂ったんやろあたしの人生」



脇役だろう女のセリフがとても重要なセリフに感じた。



人の弱みに付け込み、晴れてはした金を手にした(阿部寛はその足で競馬場に行く。

ダメな人間はダメなループからなかなか抜け出せない。


競馬に負け職場に戻った主人公は、まるで真実のようにスラスラと嘘の調査報告を語る。

その話を真に受けて「時代に感謝しゃなくちゃな。小さい時代に。」と言いながら汚れた口をナプキンでふく上司(リリーフランキー)にも、人知れず抱える深い闇がありそうだ。






独身中年男性の見本のような家に帰宅した小説家を目指す彼(阿部寛がおもむろに書いたポストイットには



どこで狂ったんやろあたしの人生」と書かれていた。